ラルケ峠トレッキング15日間

ラルケ峠トレッキング15日間

ネパールの山岳エリアを通る様々なトレッキング・ルートの中でも、ラルケ峠(ラルケ・ラパス)はとりわけ魅力的で美しく、印象的なエリアです。一面を雪に覆われた地平線を眺めながら歩くトレッキングは、マナスル山系ラルケ峠のめくるめく眺望が常に新鮮な刺激と驚きを与えてくれることでしょう。ネパールの中でも、マナスルへのトレッキングは最も隔絶した遠いエリアにある標高の高い道のひとつであり、難易度は高く知名度は低いながら、その眺望に魅せられラルケ峠を目指すトレッキング愛好家が世界中から集まります。

マナスル周辺のトレッキングは「3つの山頂(スリーピークス)」として知られていますが、近年まで入域が禁止されており、登頂初成功にも大変な苦労を伴なう困難な道のりであったことからもわかる通り、このラルケ峠トレッキング(15日間)は文字通り手つかずで未開の自然を体験する非常に貴重な機会です。ラルケ峠はトレッキング愛好家やハイキングを楽しむ人にとって、他の山岳地帯を目指すよりも体力・気力ともに強靭さを求められるため、特に挑戦的で冒険心をかきたてるトレッキングです。著名な冒険家でありヒマラヤに関する著作もあるヒュー・スウィフトを含む数名のトレッカーが、この地域への入域を許可されたことをきっかけに、1991年からようやく一般の旅行者が入ることを許されるようになりましたが、それでも登山には長く困難な道のりが待ち構えていることに変わりはありません。隔絶し生を拒む孤高の頂が常に冒険家や登山家を惹きつけて止まない聖域、それがマナスルなのです。

※以下の旅程は、どなたでもご無理のない移動距離、休憩や宿泊のポイント、景観などを総合的に考慮した代表的なスケジュールとなります。ロイヤル・テンシ・トレックスでは、お客さまのご希望スケジュール、トレッキング経験、体力、気候や気温など現地状況を鑑み、お客さまに最適な行程をご提案いたします。ぜひお気軽に日本語でお問い合わせください。

 

1日目:カトマンズ―アルガート(550m)車で8~9時間

2日目:アルガート―リディン(550m―860m)5~6時間

3日目:リディン―コーラベシ(860m―970m)5~6時間

4日目:コーラベシ―サレーリ(970m―1,360m)5~6時間

5日目:サレーリ―デン(1,360m―1,860m)6~7時間

6日目:リーデン―ガプ(1,860M―2,380m)3 ~4時間

7日目:ガプ―ロー(2,380M―3,180m)4~5時間

8日目:ロー―サマガオン(3,180m―3,450m)5~6時間

9日目:サマガオンにて高度順応

10日目:サマガオン―サムド(3,450m―3,860m)3~4時間

11日目:サムド―ラルキャ・ペディ(3,860m―4,460m)3~4時間

12日目:ラルキャ・ラ横断(4,460m―5,135m)―ビムタン(5,135m―3,590m)7~8時間

13日目:ビムタン―ティルジェ(3,590m―2,300m)5~6時間

14日目:ティルジェ―チヤムジェ(2,300m―1,430m)5~6時間

15日目:チヤムジェ―サンジェ(2~3時間)―カトマンズ(車で8~9時間)